「愛、兄貴とタメだったし、よく遊びに来てたんだよ。今日はちょっと訳あって来ただけだから」
「そう、だったんだ…」
じゃ、ほんとにわたしの勘違いだ。
うわー…恥ずかしいじゃん、こんなの。
「で、紗良ちゃんは何しに?」
と久しぶりに顔を覗き込んでくるから困る。
「……お礼を言いに…」
「お礼って何のお礼?」
「冷却シート貼ってくれたの水樹くんだったんだよね?それに体調悪いことにも気づいてくれたみたいだし」
「あ〜それね。別にそれぐらいいいよ」
とあっさりな水樹くん。
「じゃ、わたし帰る」
とりあえず今日はお礼だけでも伝えたかったから、目標達成ってところだ。
「ダメ。ほんとはまだ言いたいことあるでしょ?」
と腕を掴まれ、瞳が向けられる。
他に言いたいこと……
それはたくさんある。
「そう、だったんだ…」
じゃ、ほんとにわたしの勘違いだ。
うわー…恥ずかしいじゃん、こんなの。
「で、紗良ちゃんは何しに?」
と久しぶりに顔を覗き込んでくるから困る。
「……お礼を言いに…」
「お礼って何のお礼?」
「冷却シート貼ってくれたの水樹くんだったんだよね?それに体調悪いことにも気づいてくれたみたいだし」
「あ〜それね。別にそれぐらいいいよ」
とあっさりな水樹くん。
「じゃ、わたし帰る」
とりあえず今日はお礼だけでも伝えたかったから、目標達成ってところだ。
「ダメ。ほんとはまだ言いたいことあるでしょ?」
と腕を掴まれ、瞳が向けられる。
他に言いたいこと……
それはたくさんある。



