8月25日(前編)

フラフラするし体が熱い…

これは思った以上に熱が高いかもしれない。


なんて思いながら保健室に向かっていると、水樹くんや平野くんたちが歩いてくるのが見えた。


水樹くんを見るなり気持ちが重くなる。

って今はそれどころじゃないや。


保健室…保健室……

と胸の中で唱えながら水樹くんたちの隣を通り過ぎると一気に気が抜けた。


昨日の今日だし、水樹くんを見ると胸が苦しくなってしまう。


はぁ…今日はバイトも入ってるのに…

これは休みの連絡入れないとだな。

なんてことを考えながら保健室に入ると、またもや先生は不在。


いったい保健の先生はどこで何をしているんだろう?

とりあえずもう限界だから勝手にベッド借りよう。


と奥のベッドに横になると、シーツの冷たさが心地良く感じた。

今のわたしはこんなことにも幸せを感じてしまうようだ。