体育館の隅に座り込み、ボーっとしていると目の前に誰かの影が。
ふと見上げるとそこには朝陽が立っていた。
「朝陽…どうしたの?」
「それはこっちのセリフ」
そう言うと隣に座った朝陽に変な緊張が走る。
それは同じクラスになったのに、こうしてまともに話すことがこれまでになかったからだ。
「見に行かなくていいの?」
「え?」
「サッカー、出てるんじゃないの?水樹」
なんだ、朝陽も知ってたんだ。
何も知らなかったのはわたしだけか。
「いいの。見に来てとか言われてないし…それに小雨降ってるみたいだし」
「…そっか。じゃ、ちょっと話そ?せっかくだし」
とアグラをかく朝陽は話す気満々のようだ。
「紗良ってバレーに出るんだっけ?」
「うん、去年は補欠だったけどね」
ふと見上げるとそこには朝陽が立っていた。
「朝陽…どうしたの?」
「それはこっちのセリフ」
そう言うと隣に座った朝陽に変な緊張が走る。
それは同じクラスになったのに、こうしてまともに話すことがこれまでになかったからだ。
「見に行かなくていいの?」
「え?」
「サッカー、出てるんじゃないの?水樹」
なんだ、朝陽も知ってたんだ。
何も知らなかったのはわたしだけか。
「いいの。見に来てとか言われてないし…それに小雨降ってるみたいだし」
「…そっか。じゃ、ちょっと話そ?せっかくだし」
とアグラをかく朝陽は話す気満々のようだ。
「紗良ってバレーに出るんだっけ?」
「うん、去年は補欠だったけどね」



