8月25日(前編)

「後悔…しかないや…」

「わかってくれてるよ、千波の気持ち」


きっと、伝わってる。

だってお母さんってそういう存在だもん。


口にしなくても、こっちの気持ちは読み取ってくれてたりするから。

だから、千波の気持ちだってちゃんと伝わってる。


「紗良……ほんとにごめんね…」

「ううん。それより千波には感謝してるよ。あんなに暗かったわたしに声かけてくれて、友達になってくれて…ありがとう」


今では親友とさえ思ってるんだよ。

正直、これから千波のいない学校生活は不安でしかない。

だってわたしには千波しか友達がいないから…。


「きっと紗良なら大丈夫だよ。たくさん友達作りなよ?」

「…うん…そうだね」