今日こそ笑顔で撮るんだ。
「お、いいね〜!じゃ、プリクラ撮り行こ」
そう言うと優しく手を繋がれた。
「水樹くん、ありがとう」
「ん?何が?」
「…気にかけてくれて」
千波のことは気になるけど、中学の時のような孤独感を味あわずに済んでいるのは水樹くんのおかげだ。
「気にかけてるっていうより、俺がそうしたいだけだからね」
「それでも救われてるから…」
だから、本当にありがとう。
感謝の気持ちを浮かべながら千波のことを思う。
どうしてあんな風になってしまったんだろう?
あの日、与田くんに何を言われたの?…
「もうすぐクラス替えだね〜。紗良ちゃんと離れるの寂しいな〜」
「そっか。2年になったらみんなバラバラになっちゃうんだね」
クラス替えがあること、すっかり忘れてた。
「お、いいね〜!じゃ、プリクラ撮り行こ」
そう言うと優しく手を繋がれた。
「水樹くん、ありがとう」
「ん?何が?」
「…気にかけてくれて」
千波のことは気になるけど、中学の時のような孤独感を味あわずに済んでいるのは水樹くんのおかげだ。
「気にかけてるっていうより、俺がそうしたいだけだからね」
「それでも救われてるから…」
だから、本当にありがとう。
感謝の気持ちを浮かべながら千波のことを思う。
どうしてあんな風になってしまったんだろう?
あの日、与田くんに何を言われたの?…
「もうすぐクラス替えだね〜。紗良ちゃんと離れるの寂しいな〜」
「そっか。2年になったらみんなバラバラになっちゃうんだね」
クラス替えがあること、すっかり忘れてた。



