それからのバイト時間はあっという間に過ぎ、気持ちが冷める前に急いで制服へと着替えた。
「紗良ちゃんお疲れ〜!お、行ってくるんだね」
沢田先輩から声をかけられ大きく頷くと「頑張って!」とガッツポーズを見せてくれた。
「行ってきますっ」
それだけ言い残し、ダッシュで水樹くんのバイト先へと向かった。
どうかまだいますように!
走りながらそう祈り続けた。
「はぁ、はぁ」
水樹くんのバイト先に着く頃には息があがっていて、膝に手をついて呼吸を整えた。
あとは目の前の交差点を渡りきるだけ。
歩行者用の信号が青になり、足を一歩踏み出した時だった。
バイト終わりの水樹くんがスマホを触りながら出てきたのが見え、声をかけようとした時「慧くん!」と1人の女子がコンビニから出てきた。
「紗良ちゃんお疲れ〜!お、行ってくるんだね」
沢田先輩から声をかけられ大きく頷くと「頑張って!」とガッツポーズを見せてくれた。
「行ってきますっ」
それだけ言い残し、ダッシュで水樹くんのバイト先へと向かった。
どうかまだいますように!
走りながらそう祈り続けた。
「はぁ、はぁ」
水樹くんのバイト先に着く頃には息があがっていて、膝に手をついて呼吸を整えた。
あとは目の前の交差点を渡りきるだけ。
歩行者用の信号が青になり、足を一歩踏み出した時だった。
バイト終わりの水樹くんがスマホを触りながら出てきたのが見え、声をかけようとした時「慧くん!」と1人の女子がコンビニから出てきた。



