振り向くことはできないけど、今の声は間違いなく朝陽だ。
「特別許可?俺には届いてないぞ?」
「それはおかしいですね。職員室で確認取ってみてください」
「そ、そうか?じゃ、夏目もういいぞ」
先生はそう言うと職員室へと向かったけど…
特別許可なんてわたしも知らない。
「紗良、」
と久しぶりに呼ばれた名前にドキッとする。
朝陽と向き合うのはいつぶりだろう?
「特別許可は本当だから心配すんな?こうなると思って先に手打ってたんだよ」
そう言うと朝陽は壁に背中を預けた。
「話しかけるなって約束破ってごめんな?でも、こうなったのは俺のせいだし…これぐらい許して」
「特別許可?俺には届いてないぞ?」
「それはおかしいですね。職員室で確認取ってみてください」
「そ、そうか?じゃ、夏目もういいぞ」
先生はそう言うと職員室へと向かったけど…
特別許可なんてわたしも知らない。
「紗良、」
と久しぶりに呼ばれた名前にドキッとする。
朝陽と向き合うのはいつぶりだろう?
「特別許可は本当だから心配すんな?こうなると思って先に手打ってたんだよ」
そう言うと朝陽は壁に背中を預けた。
「話しかけるなって約束破ってごめんな?でも、こうなったのは俺のせいだし…これぐらい許して」



