だってわたしが好きなのは水樹くんだから。
「夏目さん?」
夏目さん、か…。
もう水樹くんの中ではそんなに距離ができてるの?
こんなにそばにいるのに…?
って元はと言えばわたしが作った距離なんだよね。
「やっぱり今日は帰るね」
ごめんなさい、与田くん千波。
先を歩く2人の背中に謝りながら踵を返した。
「ちょ、夏目さんっ」
水樹くんの声が聞こえたけど足を止めることはできなかった。
「帰るの?」
「夏目さん?」
夏目さん、か…。
もう水樹くんの中ではそんなに距離ができてるの?
こんなにそばにいるのに…?
って元はと言えばわたしが作った距離なんだよね。
「やっぱり今日は帰るね」
ごめんなさい、与田くん千波。
先を歩く2人の背中に謝りながら踵を返した。
「ちょ、夏目さんっ」
水樹くんの声が聞こえたけど足を止めることはできなかった。
「帰るの?」



