水樹くんがいないとなると楽しめそうにない。
「夏目さん行かないの?」
平野くんは振り返るとそう声をかけてきた。
「…もうちょっとしてからでいい、かな」
「じゃ、俺も」
そう言うと平野くんは踵を返し、わたしの隣まで戻ってきた。
その場にシートを敷き、平野くんと肩を並べて座り千波たちの様子を眺める。
「夏目さんって長谷川と仲良いよね?」
「……幼馴染、だから」
「まじで!?へ〜幼馴染か、いいな〜。俺にもそういう存在欲しかったな〜」
朝陽が幼馴染でよかった、って今は思える。
少し前まではつらかったけど…。
「てか夏目さん、前髪切って正解だったよ。みんな驚いてたよ?可愛いから」
「夏目さん行かないの?」
平野くんは振り返るとそう声をかけてきた。
「…もうちょっとしてからでいい、かな」
「じゃ、俺も」
そう言うと平野くんは踵を返し、わたしの隣まで戻ってきた。
その場にシートを敷き、平野くんと肩を並べて座り千波たちの様子を眺める。
「夏目さんって長谷川と仲良いよね?」
「……幼馴染、だから」
「まじで!?へ〜幼馴染か、いいな〜。俺にもそういう存在欲しかったな〜」
朝陽が幼馴染でよかった、って今は思える。
少し前まではつらかったけど…。
「てか夏目さん、前髪切って正解だったよ。みんな驚いてたよ?可愛いから」



