努力の結果は奇跡ですっ！！

いつもクールで無口な瑠依が

「このことは、四人の秘密にしてください。お願いします。」

と、ここまで真剣に話したのがびっくりしたのだろう。

2人は口をポカーン、と開けてこっちを見てる。

私的にはこの留依くんもう慣れちゃった。

それよりも、私のために私を思ってっていうのは自惚れに聞こえるし図々しいかもしれないけど敬語を使ってちゃんとお願いしてくれたことのほうが嬉しかった。

でも私はこのとき、あまりにも嬉しくて家に帰ったら…、のことを忘れていた。