努力の結果は奇跡ですっ!!

真剣な顔で相手を見たらどちらからともなく、真顔勝負みたいになってしまって、笑ってしまった。

「もうさ、いいじゃん。」

瑠依が、口を開いた瞬間私は過剰反応というもので…

「広数先輩と瑠有姉はやだ。」

といってしまった。

「でも、いつかは言うことになるよ?」

私を心配してくれてるのだとわかるくらい優しい声。

だからこそ、私は今思ってることをまっすぐ話すことができた。

「うん、でも今は怖い…。軽い人って思われたり、友達でいられなくなったりしたら…って考えるとものすごく怖くなってく。」

私の話が終わると瑠依がそっと口を開く。

「それなら…、やっぱり陽介先輩にだけ。瑠奈、ほんっとうにバラすかもしれないから。」

「もーバラさないって!」

少し強い口調でいうとちょっと驚くとこ、そーゆーとこも心を惹かれる私がいる。

それでもやっぱり、私の言わないでほしい人には秘密でてくれてるんだから私も少しは向きあわなきゃ、ね?

と思って、

「でも、」

と会話を続ける。