努力の結果は奇跡ですっ!!

瑠奈が部屋から出ていく。

なにか会話しないと、と思った私は

「る、瑠奈いなくなっちゃったね。」

と話しかけてみる。

「あの、さ、」

留依くんはおそるおそる尋ねるように聞いてくる。

「ん?」

私はいつもの調子で返すけど。

「みんなにいう?付き合ってること。」

その、真剣な声で私の真剣モードが入った。

でも、気づかれたくなかったので

「広数先輩と瑠有姉には、…」