どうして私が生きて、
あの子が死んだんだろう。

どうして私の左の目が、
綺麗なあの子の色なんだろう。


どうしてあの子の綺麗な色が、
私の醜い赤色に染まって行くんだろう。






私は昔、明るい子だった。

よく、誰かを笑わせてた。


でも…もう無理。

この、この水色を見るたびに




私の左目が…


あの子の綺麗な水色が、



私の醜い赤色に、染まって行くの…



もう、戻れない。








すべてはあの日に始まって、終わってしまったの。




私があの子を殺した日から__。