最強総長は闇姫の首筋に牙を立てる~紅い月の真実~

「てめぇの言葉をそのままパクったんだよ。
なにか悪いか?」

「ふざけないで。貴方が壱流にやったことが許されると思ってるの!?忘れたとは言わせない。あの日から壱流は…」


「忘れてないさ。あれは俺様にとってのおもちゃ。それで壱…なんとかは元気にしてるか?」

「本当にどこまでもゲスなのね、あなたは」


「お褒めの言葉ありがとよ」


上から人を見下す態度。


どうして会った時に思い出さなかったの?

私のバカ。


「それよりも今は自分の心配をしたほうがいいぜ。身体で払ってもらうっていったの嘘じゃないからな?」

「このくらい…」


ビクともしない。


なんでなの?


「こうして見ると、いやらしい身体をしてるんだな」

「なっ…!」


無理やり足を広げられる。


敵の前でこんなみっともない姿…。


羞恥心よりもプライドが壊れる音がした。


「自分の弱さを嘆く必要はない。闇姫、てめぇは今でも十分に強い。だが、それは人間同士での話だ」


いつの間にか目が赤くなってる。


「俺様が吸血鬼だってことはてめぇも知ってることだろ。なにを今さら驚く必要がある?」

「いいから離して」


「闇姫は最強なんだろ?だったら見せてみろ」


強くなろうと覚悟を決めた矢先、一番会いたくない人に再会するなんて。