最強総長は闇姫の首筋に牙を立てる~紅い月の真実~

あれから数週間が経ち、学校にも慣れてきた。


クラスには上手く馴染めてる自信はないけど、友達もいるし…。


「炎帝さんって、クール美少女って感じだよなぁ」

「わかる!炎帝さんと付き合えたら超幸せ!!」

「炎帝さんに釣り合う男って、相当スペック高いだろうな~」


「………」


最近、男子の視線が気になる。


なにやら、私の知らないところでわたしのウワサが…。


「闇華ってばモテモテ〜!それで、クラスに気になる男子はいないの!?」

「私、誰かと付き合うとか考えたことなくて…」


「闇華ほど美少女なら男選び放題じゃない!?もったいない〜」

「それとも闇華ちゃんはもう気になる男の子がいたりするの?」


「とくにそういうのはない、かな」


高校生って恋バナ?とか好きよね…。

私は他人にそんな話をしようとは思わない。
けど、これって私のほうが変?


あれから壱流は1度も学校に来ていない。体調は大丈夫かしら。


白銀先生は毎日来ているようだけど、なかなか2人きりになる機会がなくて壱流のことを聞けずにいた。


毎日ちゃんとご飯は食べているの?

総長として無理はしてない?

吸血鬼になって後悔は?


…こんなこと友達に相談することじゃない。

壱流のことは常に頭から離れない。