「姉貴だって十分可愛いですよ?中学の頃は女の子らしい顔をしてましたけど、高校生になった姉貴は可愛いというより大人びて美人になりましたよね!」
「そう?幻夢って冗談が上手いのね」
「冗談でこんなこと言いませんって」
「一つ聞いてもいい?」
「なんですか?
僕に答えられる範囲であればなんでも」
「どうして私が闇姫だってわかったの?」
髪型も髪色だって違うのに。
「そりゃあ出会った時と同じような目をしていたからです。いかにも人を何人も殺してますみたいな冷たい瞳。僕的にはゾクッとトリハダが立つような…」
「それ、褒めてるの?」
「めっちゃ褒めてます!」
聞いた私が馬鹿だった。
軽い殺気を出しながら冷たい目で相手を睨みつけるだけでも、弱い者はそれだけで怖がって脱兎の如く逃げていた。
幻夢はそんな私が怖くないのだろうか。
それとも、幻夢が他の人とは違って変わっているから?
「それと……」
「どうしたんですか?」
「私のことは姉貴じゃなくて名前で呼んで。
もし、クラスが離れても暴れないこと。…わかった?」
「了解しました!」
ビシッと敬礼のポーズ。
ほんとにわかってるのかしら。
「そう?幻夢って冗談が上手いのね」
「冗談でこんなこと言いませんって」
「一つ聞いてもいい?」
「なんですか?
僕に答えられる範囲であればなんでも」
「どうして私が闇姫だってわかったの?」
髪型も髪色だって違うのに。
「そりゃあ出会った時と同じような目をしていたからです。いかにも人を何人も殺してますみたいな冷たい瞳。僕的にはゾクッとトリハダが立つような…」
「それ、褒めてるの?」
「めっちゃ褒めてます!」
聞いた私が馬鹿だった。
軽い殺気を出しながら冷たい目で相手を睨みつけるだけでも、弱い者はそれだけで怖がって脱兎の如く逃げていた。
幻夢はそんな私が怖くないのだろうか。
それとも、幻夢が他の人とは違って変わっているから?
「それと……」
「どうしたんですか?」
「私のことは姉貴じゃなくて名前で呼んで。
もし、クラスが離れても暴れないこと。…わかった?」
「了解しました!」
ビシッと敬礼のポーズ。
ほんとにわかってるのかしら。



