最強総長は闇姫の首筋に牙を立てる~紅い月の真実~

「大体あの綺麗だった金髪はどこにいったんですか!?」

「前にも話したでしょ?あれは染めてたの」


そう、今の私は黒髪ロング。あの当時は舐められるのが嫌で、あえて金髪にしていた。

ちなみに、あれから切ってないから今ではお尻まである。伸ばしっぱなしの髪だから枝毛もあるし荒れてるんだけど。


切ろうと思えばいつでも切れたはず。だけど、いつまでも切らないのは彼らとの思い出を忘れたくないから。


短くしたからといって思い出がなくなるわけじゃないけど、これは私なりの願掛けのようなもの。

彼らが、幻夢たちがいつも元気でいられますようにっていう、そんな願いを込めてたりする。


「じゃあその目もカラコンだったり?
学校にカラコンとか教師に怒られますよ?」

「これは……」


紅い瞳だけは本物。生粋の日本人で、外国の血は混じっていない。だから余計目立つ。

血の色みたいで気持ち悪いって言われたこともあるせいで、私はこの目が嫌い。


あとは間違われたりするのよね。


なにって? ……吸血鬼に。


「でも変わらないところもありますよね」

「……なに?」


「例えばペッタンコのむ……ガハッ!」

「それ以上言ったら殴るから」


「殴ったあとに言っても説得力の欠片もないですよ」


気にしてるのに……。


私だって、できる事なら大きな胸がよかった。


「でも、どんな姿でも姉貴は姉貴ですから。
その髪型、ツーサイドアップっていいましたっけ?昔してたツインテールも可愛くて好きでしたけど、今の髪型も似合ってますよ」

「…ありがと」


幻夢はなにかとストレート。


嘘をつかないっていうのかな?