「そ、それならいいけど…。
龍幻、本気じゃないよな?」

「オレがこんな子供相手に欲情すると思ってるのかい?」


「姉貴はたしかに身体は小学生と変わらないくらいペッタンコです。けど、大人になれば今よりすこしくらい可能性は……いった!姉貴、なにも殴ることないでしょ!?」

「誰が小学生と変わらないって?」


私は幻夢に殺気を飛ばす。


「…や、闇華。落ち着け」

「私は冷静よ。よっぽど癇に障ることが無い限り怒ったりしないわ」


「姉貴の殺気マジこわいです!」

「幻夢くんもまだまだだね。炎帝さんが成長するのはこれから。今はまだ未発達なだけ」


「龍幻、お前!そんなこと言ったら火に油を注ぐことに…」

「炎帝さん。キミは将来どんな大人になるんだろうね」


不意に手を触られた。


白銀先生、急になにを言い出すの?


「キミが立派な女性に成長するのが今から楽しみだよ」

「!」


手の甲に口づけをされた。