最強総長は闇姫の首筋に牙を立てる~紅い月の真実~

「はな…れない」

「なんだって?」


「離れないって言ったの。答えなんてきかなくても知ってるくせに」

「闇華の口から聞くのがいいんだろ?そのほうが俺の事が好きなんだってわかる」


「……」


いつから壱流はこんなイジワルになったの?


学校で話しかけたときは〝 あんた 〟呼びで、ほとんど他人同然だったくせに。


「お前のファーストキスは狗遠に奪われたが、これからのキスはぜんぶ俺とだからな」

「そういえば幻夢にも……」


最後の別れみたいな言葉と共にキス、されたのよね。それと同時に好きだって告白もされて。


幻夢と2人きりで話す時間も作らないと。

返事も返さず放置するのはなんだか相手に申し訳ないし。