最強総長は闇姫の首筋に牙を立てる~紅い月の真実~

「狗遠が私が…友人だと思ってた人を人質にとったの。それで血の取引をしたのよ。幻夢はそんな私を止めようとしただけ」

「闇華が友達だと思ってたってことはあっちは違ったのか?」


「……」

「あ、わるい」


「散々ひどい言葉を言われた。でも、私は夢愛ちゃんを憎むことが出来ない」


あれだけ幻夢を傷つけられ、仲間だって捕まってるっていうのに。


「それがお前の優しさだよ、闇華」

「私の…優しさ?」


「そうだ。あいつらには持ってないモノ、それは優しさだ」

「甘さや弱さじゃなくて?」


「なんて顔してんだよ」


頭を撫でられた。