最強総長は闇姫の首筋に牙を立てる~紅い月の真実~

「悪い、もう一度言ってくれるか。
…俺がなんだって?」

「だから壱流は他人じゃない」


「俺を助けたとき、俺とお前は初めて出会ったんじゃないってそういいたいのか?」

「覚えてるわけ…ないわよね」


小さいころに1度だけ私たちは出会ってる。


「初めて会った時に壱流は話してくれた。
暗闇よりも暗い、海の底にいるみたいだって」

「それを俺が言ったのか?いつ?」


やっぱり言った本人は忘れてる。

だけど思い出さなくていい。


あんな顔は二度とさせたくないってそう思うには十分だったから。


そのとき決めたの。

裏社会に、闇の世界に堕ちようって。


闇姫になれば貴方を助けられる、そうおもったから。