最強総長は闇姫の首筋に牙を立てる~紅い月の真実~

「この前コンビニの帰りにお前と偶然会ったよな?」

「ええ」


「あんときとさっき助けたお前の顔が同じだったんだ。悲しそうで今にも泣きそうな顔。あの時は言わなかったが…あの日会ってたんだろ?天羽狗遠に」

「……」


てっきり赤い目で同一人物だと気付いたのかと。


私の表情を見てわかるなんて…わたし、そこまで暗かったの?


「本人目の前にしてここまでぶちまけたんじゃ今更なに言っても無駄だよな」

「それは私も同じだから気にしなくていいわ」


「闇姫……いや、闇華、聞いてくれ」

「なに?」


「俺はお前が好きだ」





「鈍感なお前のことだから、聞き間違いかもって思ってただろ?」

「それはそうよ。だって、壱流が私を好きになるなんて…そもそも私と闇姫が同じだと気付いてるかどうか怪しかったし」


「それは悪いとは思ってる。
…俺の気持ちは伝えた」


つまり、つぎは私がどう思ってるか…ってことよね。