最強総長は闇姫の首筋に牙を立てる~紅い月の真実~

「ただ、最後に忠告しておくと」





「人は予想外のことが起きると対処しきれない。頭では理解していても身体が動かないときがある」


それって…。


「だからなにがあっても油断は禁物だよ」


そのくらいわかってる。


「白銀先生、私もう子供じゃないですよ」

「そう…だね。ただ胸騒ぎがするだけ。でも、もし心が限界になったら1人で解決しようとしないで。時には仲間を頼ることも必要だ」


「それは大人としての忠告ですか?」

「どうだろうね。もしかしたらオレが個人的に心配してるのかもしれないね」


それはどういう…。


「壱流があまりにもキミのことを話すもんだから…ってオレの話は気にしなくていい。気をつけてね、炎帝さん」

「はい…」