「あとさ」
「?」
「さっきから壱流って言いかけてやめてるだろ?べつにいいぞ、呼び捨てで」
「でも…」
「なにをそんなに気にしてるのかわかんねぇけど、龍幻も俺のこと名前で呼ぶし」
「…」
ギリッ。一瞬だけ壱流の肩に爪を立てた。
「って!いきなりなんだよ」
「なんか、モヤッとした」
「傷が痛くてイライラしてんのか?それなら、もうすぐ家に着くから我慢してくれ」
そういうところは鈍いのね。
「そういえば、こんな夜遅くにあんな所にいたのはどうして?」
総長とはいえ1人で出歩くってことは何か違う用でもあったのかしら。
「コンビニの帰り。夕食まだだったから」
「吸血鬼でも普通の食事が出来るのね」
「俺の場合は特殊だからな…血だけじゃ満足しないらしい」
「ごめんなさい、変なことを聞いて」
「べつに構わない。人間のお前がこっち側のことを全て知ってるとは思ってないからな」
――ガチャ。
壱流は私を背負ったまま器用にカギを開けた。
「?」
「さっきから壱流って言いかけてやめてるだろ?べつにいいぞ、呼び捨てで」
「でも…」
「なにをそんなに気にしてるのかわかんねぇけど、龍幻も俺のこと名前で呼ぶし」
「…」
ギリッ。一瞬だけ壱流の肩に爪を立てた。
「って!いきなりなんだよ」
「なんか、モヤッとした」
「傷が痛くてイライラしてんのか?それなら、もうすぐ家に着くから我慢してくれ」
そういうところは鈍いのね。
「そういえば、こんな夜遅くにあんな所にいたのはどうして?」
総長とはいえ1人で出歩くってことは何か違う用でもあったのかしら。
「コンビニの帰り。夕食まだだったから」
「吸血鬼でも普通の食事が出来るのね」
「俺の場合は特殊だからな…血だけじゃ満足しないらしい」
「ごめんなさい、変なことを聞いて」
「べつに構わない。人間のお前がこっち側のことを全て知ってるとは思ってないからな」
――ガチャ。
壱流は私を背負ったまま器用にカギを開けた。



