中学生になった翔は 樹よりも 成績が良かった。 一学期末の テストで 学年で4番になり みんなを驚かした。 「お父さん。俺 お父さんの会社を 継がなくてもいいかな。」 翔の 成績表を見て みんなが 盛り上がる夜 翔は すまなそうに言う。 「もちろん いいよ。何か他に やりたい事があるのか?」 紀之は 笑顔で言う。