差し出された手を握り、そのままある部屋へと連れて行かれる ここは、幹部部屋だ ここには、テレビからキッチン、簡易ベッドまである、生活できるような空間だ そして、蘇芳は私をベッドまで連れて行き、寝かせる 「ん〜!」 蘇芳「大丈夫だ。俺と翠が、起きるまでそばにいるから」 だから休めと言いながら、私の不安を察したのか頭を優しく撫でてくれる 蘇芳の手は暖かくて優しくて、とても落ち着く 私はあっという間に意識を手放した