?「………り、る……り…瑠璃!」





誰かの声で一気に覚醒していく意識




眩しいような気がして、目を開ける





?「…よかった……おはようござます。瑠璃」




安心したような表情の彼は、支えながら私を起き上がらせてくれる



「悪い……もう大丈夫だ。ありがとな、翠」




翠「いえ、いいんですよ。……………それより、また、あの夢見ました?」




「あぁ」





もう、大分あの時から経ったのに、未だに夢に出てくるあの日





変な汗がかいて、服はベタベタしている




「……気持ち悪い…シャワー浴びてくる」





翠「分かりました。先に外に行ってますね」




「…ん」