…ん?
付き合ってる…?
「ゴホゴホ…ッ!…えっ?!」
「その反応は図星?」
「いや付き合ってません!私が瑞希さんと?有り得ません!」
病気持ちの私と瑞希さんが?
そんなの天地がひっくり返ってもありえない。
私は恥ずかしさからなのか顔を真っ赤にし昇さんの言葉を全否定した。
「ハハハッ…!春陽ちゃんってそんな顔するんだ。ちょっと意外。」
「からかわないでください…!」
ガチャ
「ふぁああ…。眠っ…。」
なんでこのタイミングで瑞希さん起きてくるの…?
私は瑞希さんから真っ赤な顔が見えないように不自然なほど背を向けた。
落ち着け…落ち着け…。
というかなんで私はこんなに恥ずかしがってるわけ?
意味わかんない…。
「何?何の話してんの?」
「瑞希には内緒の話。」
「なんだよそれ。春陽。なんで俺から目逸らすんだよ。」
私は顔の火照りが少し冷め、瑞希さんに向き直った。
「逸らしてないよ。それより、少しは休めた?」
「あぁ。思ったよりしっかり寝れたから疲れも取れた。さっき淳治と雪也も起きてたからそろそろ来ると思うぞ。」
ガチャ
「何も起こってないか?」
「ねむ…。」
目が覚めきっている淳治さんとまだ眠そうな雪也くんが同時に入ってきた。
「変わりはない。雪也、そろそろ目覚ませよ。あと5分で日付が変わる。何が起きてもおかしくないのはこれからだ。」
「うん。顔洗ってくる。」
そう言って雪也さんは一人奥の方に歩いていった。


