君の胃袋を掴む


柔らかい舌の動きに、優しさと意地の悪さを感じる。でも嫌じゃない。

抜ける腰はもうなく、砕けた脚に力が入った。

小さく雅宗の脚にぶつかり、それに気づいた雅宗が小さく微笑んだ、気がした。

唇が離れ、酸素を吸い込む。やっと解放された、と思ったのは一瞬のこと。

脚の付け根をくっと膝で押し込まれる。

「あっ、や」

有り得ないほどの甘い自分の声。

「かわい。ちゃんとここも尖ってるし。前世で僕のなんだったんだろーね、まあいっか何でも。現世でこうして会えてるわけだし」

そう言いながら、服の上から胸の尖りを押し込む。