君の胃袋を掴む




来たる土曜日。
私は希帆と買ったワンピースを着て、飲み会にいた。

でも確かに合コンというよりは飲み会で、同じ大学の同期と男女問わず話す機会になった。

「小梅は運動部っぽい」

同じテーブルにいた大湖がメニューを渡してくれる。
それを受け取り、メニューに目を通す。

「ううん、料理研究部だった」
「何それ、俺んとこ無かった」
「私も他の高校で見たこと無かったな。結構実験みたいなことしてたよ、科学部っぽい」

へえ、と頷きながら空いたグラスをテーブルの端に移動させていった。

隣に座る希帆が酔ってきたのか、私の腕に寄り掛かる。