雨の日にしか会えないキミ



「ほんとうはね、私。

あなたと同じ学校に、
入学する予定だったの」


「え、同じ学校……?」


「そう。
でも体調がすぐれなくて……。

制服もまだ1回も着れてないし、
あこがれてた学校生活も
送れないまま、

月曜日のお昼に
私は永遠の眠りについたの」



永遠の眠りって……え?

月曜日って、
俺に傘をかした前の日……?