桜が舞い、君に出逢う。

「大丈夫!?美緒ちゃん!」

「だいじょばない…けど、逃げるしかないじゃん!」

2人で手を繋ぎながら逃げても、

男の人に叶うわけがない。

「おい待てよー」

楽しそうに笑う男の人は、

あたしの髪の毛を引っ張った。

「痛っ!」

「花陽!」

掴まれた髪の毛を離してもらおうと、

必死にもがくも抵抗は虚しく終わる。

「さーて本題だ。俺たちの慰謝料を…
そうだな、3000万くらい?」

「「3000万!?」」