桜が舞い、君に出逢う。


「あの人って…雲龍大和君のこと?」

「そう。てかその名前あんまり大きな声で言わない方がいいよ。」

「え?何で?」

「これから文化委員を始めます。起立」

楓花ちゃんが言った言葉を理解できず、

聞き返すが委員長の言葉にさえぎられる。

文化委員を終わらせて楓花ちゃんに

聞きただそうとしたけど、そそくさと

帰ってしまった。

しょうがない、これなら本人に聞こう!

E組に座っていた雲龍大和君に

視線を送るが雲龍大和君はもういなかった。

(みんな帰るの早いなぁ)

あたしは渋々とその場を離れた。