桜が舞い、君に出逢う。


「えっ、嘘…。」

ふいに、後ろから楓花ちゃんの

戸惑った声が聞こえた。

気になって振り向いてみると、

楓花ちゃんは美人な顔を信じられないくらい

に歪めている。

「ど、どうしたの!?」

「どうしたのって…花陽こそ。あの人誰かわかってるの?」

楓花ちゃんは声を小さくして

あたしに戸惑いをぶつけた。