◇涼side◇
ー木曜日。
「お疲れー」
「涼先輩、ありがとうございました!」
「お疲れ様です!」
後輩たちに見送られながら、俺は足早に部室を後にする。
最近は就活も落ち着いたから、気分転換にサッカー部に顔を出すことが多い。
だけど……。
今日は恋々愛と帰る日だから、少し早めに切り上げる予定だったんだけどな。
しかし、サッカー終わるまで待つって言ってくれた恋々愛に甘えて、いつものごとく夢中で最後までやってしまった。
「あ、楓くん! お疲れ様」
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