いつも通りの直球なお誘いと爽やかすぎる笑顔。

……でも、二人ってことは、凛汰くんと私ってことだよね?

せっかく家族みんなで回ってるのに、私がそれを妨害するのは……。

「だーめ」

ーグイッ。

えっ……わわっ!

突然横から肩を引き寄せられ、思わず体勢が崩れる私。

そして、コツンと風磨くんの胸元に頭がぶつかる。

ふ、風磨くん!!

「恋々愛ちゃんはケダモノと二人っきりにはできません」

ケ、ケダモノって……。

「風磨も変わんねーだろ」

「俺はいいの」