俺の言葉に恋々愛はパチッと瞬きを一つ。

そして、暗がりでもわかるほどみるみる顔が赤く染まっていって……。

「ま、またっ、からかってるの?」

慌てて目をそらす恋々愛。

恋々愛は直球に褒めると、すぐに顔を赤らめて恥ずかしそうにする。

そんな姿が微笑ましくて、いつもついからかいたくなってしまう。

……でも、これはからかいじゃなく、ただただ素直に思ったことで──────────

「恋々愛の笑った顔、可愛い」