私と梅乃くん???

「ほ、ほんとにクラスメイトなだけです! ここについてきたのも成り行きというか、なんと言うか……」

もしかして、私が梅乃くんたちと一緒に来たから、雅さんを不安にさせてしまった?

確かに、普通に考えてクラスメイトってだけで実家に泊まりに来る? ってなるよね。

うぅ……なんて答えるのが正解なんだろう?

「そうなんですか? てっきり、優羅さんの彼女さんなのかと」

「え!? いやいやいやいや! 滅相もないです!!」

紅茶をテーブルに静かに置く雅さんに、私は両手と顔をブンブン振って食い気味に否定した。

私が梅乃くんの彼女だなんて不釣り合いすぎる!!

-ゴーン……ゴーン……。

-ビクッ。