私と……!?

「あ、わっ、私でよければ……!!」

こんな美少女の頼みをこんな私が断るなんておこがましい……。

雅さんは私の返事に嬉しそうに微笑んだ。

* * *

私は雅さんの客室に招かれ、促されるままにふかふかのソファーに座った。

落ち着かずに目のやり場に戸惑いながらも、最終的には雅さんが優雅に紅茶を入れている姿に目が止まる。

紅茶を入れる姿までキレイだなぁ……。

何をしても優雅に見える。

「恋々愛さんと優羅さんは、クラスメイトというだけの関係なんですか?」

雅さんは紅茶を注ぐ手を止めることなく、その目線も紅茶に向けたまま、私にそう尋ねた。

え!?