もう一度会えたなら

ノンフィクション・実話

藍川美紗都/著
もう一度会えたなら
作品番号
1640718
最終更新
2021/06/15
総文字数
0
ページ数
0ページ
ステータス
未完結
PV数
0
いいね数
0
2021年4月27日、ばあちゃんが亡くなった。

両親の仕事の都合で1週間後の木曜日である今日、お葬式が行われた。

お盆やお正月と変わらない顔ぶれの本当に小さな式だった。

『良かった。私ちゃんと泣けてる…。』

私は自分を育ててくれたと言っても過言ではない祖母の死を目の前にして、そんなことを考えていた。

私は、ばあちゃんが大好きだった。

ばあちゃんも私を愛してくれていた。と、思う。

ばあちゃんが亡くなってしまった今、そんなこと一生聞けなくなってしまったが。


私は彼女が家に残したあらゆる物を見るたびに、もう二度と訪れることのない彼女と過ごした日々を愛おしく、そして自分自身を憎らしく思うのだろう。

この作品のキーワード

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop