倒れそうになったあたしを、真宙くんが背後からとっさに抱き寄せて支えてくれる。 背中にたくましい胸板を感じて、ドキリとしてしまった。︎︎︎︎ 「七星ちゃん、大丈夫!?」 「だっ、大丈夫。ありがと……」 心配そうにあたしの顔を覗き込む真宙くんを見た途端、先ほど彼に言われたばかりの言葉を思い出して頬がかっと熱くなる。 『その子、俺の彼女なんだけど』 いやいや。あれは、ただ単にあたしを助けるために言っただけなんだろうし。 だって、真宙くんには……雪乃ちゃんという彼女がいるんだもん。