じゃあ聖那くんも、ほんとうはあの子達のこと良く思ってなかったってことだよね、、?


まぁとりあえず…案内しよう!





「ここは調理室で、わたしたちは3学期に調理実習があるみたいだよ」


グラウンドから野球部の練習してる声や、吹奏楽部の演奏の音が廊下に響く。


淡々と校舎案内をしていき、最後に体育館。


「…って感じかな。どう?だいたい分かった?」


「うん。大丈夫そうかな」


よかった。
ずっと1人で喋ってたかんじだったから、心配した。