意を決して聖那くんの方へ歩み寄る。


うぅ…すっごく入りづらい。


KYかもしれないけど、、空気悪くしたらゴメンなさい!


「あの〜…」


グサッ


うぅ…女の子たちの視線が一気にわたしを貫いたよ。


けっこう致命傷かもしれない。


「せ、黒谷くん。校舎案内したいんだけど…」


いいかな??っと目で訴える。


「あぁ、ごめん。いまからお願いできる?」