「この抹茶パフェかな」


お店で1番人気のパフェ。


「だと思った。じゃあ俺はコーヒーゼリーのにしようかな」


注文を終え、届くまでお喋りタイム。


それにしても飲み物を飲む姿まで王子様みたい。


ジッと見すぎていたのか、パチっと目が合った。


「日向ちゃん、さっきから俺のこと見すぎ」


ははっと笑うその笑顔。


「あ、あまりにもカッコ良かったから…ってあ!何言ってるんだろあはは…」


やばい、テンパりすぎてる。