もう、これで何もかも接点がなくなった。


恋人でもなくなり、突き放され、おまけに学校まで辞める。


これ以上、聖那が遠ざかるのは嫌なのに。。


落ち込んでるとき_


コンコン


わたしの机を軽く叩く綺麗な指。


視線をそっとあげると、奏くんだった。


「この前は行けなかったけど、今日は俺に付いてきてね?」


え?


あ、この前はなんだか私が断ったみたいな感じになっちゃったんだよね。