幸せだな。
プライベートにはテオという美少年がいて、仕事も忙しいが順調。
何もかも完璧な日常。
「…」
だけどどうしてだろう。
そう思えば思うほど心のどこかで「これは違う!」と誰かが叫ぶ。
偽物の日常だ、と。
♪〜♪〜
「…」
テオのスマホの着信音がなる。
テオは一瞬だけめんどくさそうな顔をしてスマホに手を伸ばした。
「…あー。職場からだ。ちょっと話してくるから待っててもらってもいい?」
スマホの画面を見て嫌そうな顔をした後、テオは今度は私に申し訳なさそうにそう言うとその場から離れた。
休みの日なのに仕事ってテオも大変だよね。
あんな中学生みたいな見てくれでもやっぱり社会人なんだよね、テオは。



