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「ちょっと待った!」
幼い5兄弟たちとの期間限定!ハラハラ☆ドキドキ(泣)な生活が強制的に始まった訳だが早速問題発生だ。
何とあのヘンリーが家政婦である私がいるというのにこの馬鹿でかいお屋敷を1人で掃除し始めると言い出したのだ。
この大きなお屋敷を1人で、しかもこんな幼い子どもが掃除するなんて日が暮れるどころか1週間は平気でかかるはずだ。
そんな無謀なことを1人でさせない為に私はそんなヘンリーを止めていた。
「掃除もしなくて大丈夫です!」
先程からずっとこれだ。
何かをやろうとするヘンリーを全力で私が止める。それの繰り返し。
兄弟たちの為に朝食を作ろうとしたり、魔王城へ仕事へ行こうとしたり。
明らかに子どもであるヘンリーがやることではないことを何度も何度もヘンリーはやろうとしていた。
それは大人であり、家政婦である私の仕事だ。



