「俺のギフトはちゃんとわかっているのか?」 「わかっているよ。身体強化でしょ?」 「そうだ」 最初こそどこか不安そうに私を見つめていたバッカスだったが私の答えを聞くと嬉しそうに笑った。 うっ、また出たよ。 バッカスのたまに出る笑顔。 心臓に悪すぎる。 「バッカス。次、バッカスの番だよ。おいで」 バッカスの笑顔にやられているとギャレットがバッカスを呼んだ。 待って!まだ話の途中! バッカスを呼ぶギャレットに少しだけ待ってもらえるように声をかけようとギャレットの方へ視線を向ける。