お前が欲しくて堪らない〜年下御曹司との政略結婚

美鈴は目を閉じて俺のキスを受けてくれた。

この先に進んで大丈夫だろうか。

俺は美鈴の唇を何度も求めた。

可愛らしい声が漏れて、俺は我慢出来ずに舌を割り入れた。

一瞬唇が離れて、美鈴と見つめ合った。

「美鈴、嫌なら無理しなくて大丈夫だよ」

「嫌じゃないです、慶、私を抱いてください」

俺は美鈴の言葉に気持ちがマックスになった。

俺と美鈴はお互いを求め合った。

白々と夜が開けて朝日が差し込んで来た。

俺は目を覚ますと、隣で俺の胸に顔を埋めてすやすや美鈴が眠っていた。

俺は昨夜の美鈴の態度から手応えを感じた。

美鈴はめっちゃ興奮していた。

もちろん俺もこんなにも我を忘れるほどの気持ちは初めてだった。

その時、美鈴が目を覚ました。

「慶さん、おはようございます」

「美鈴、おはよう」

「もう、俺の側を離れるな、いいな」

「はい」

美鈴は顔を真っ赤に染めて頷いた。

     

          END