倉庫に着くと、下っ端たちが驚いていた。

『お…んな…?今まで一人も連れてきたことがないのに…。ついに姫ができるのか?』

ざわざわしていたが、後で説明するとだけ伝えて、幹部室に来た。


桜をソファーに座らせ、俺もその隣に座る。
幹部も各自座り、話の準備が整ったところで桜が俺に抱きついてきた。


桜『月夜…ごめんね…ごめんね…。』


そう言いながら涙を流す。
そんな桜の頭を優しく撫でる。


月『ん。お前が無事ならそれでいい。』